東京オリンピックでメダルラッシュだったスケートボード。
もしかしたらスケートボードをはじめる人が増えるかもしんないので、最低限そろえたい道具を紹介していきます。
これからスケートボードをはじめる人は参考にしてください。
コンプリートセット
オールインワン
とりあえずスケートボードがあれば遊べます。

ウイール(タイヤ)
トラック(金属のグニャグニャするやつ)
があればOK!
この形のスケートボードをコンプリートセットと呼びます。
スケートショップでコンプリートセットください!といい、お金を払えばすぐに遊べるセットです。
そのまま空地へGO!
もう立派なスケーターです。
ただ、全くスケートボードをしたことがないのにコンプリートセットを買ってしまうのは抵抗があるとおもいます。
1度試乗してから買うのをおすすめします。
試乗方法
先輩からもらう
スケートショップでのせてもらう
スケートパークに行ってみる
試乗方法はこんなかんじです。
BIGCATには貸し出し用のスケートボードがあります
デッキ
スケートボード
一般的なスケートボードです。

オリンピックではこのタイプを使います。
スケボーといえばこれ
騒音がうるさい
大会に出るならこれで練習
BIGCATのお客さんも、ほとんどがこのタイプで遊んでます。
ロングスケート
ウイール(タイヤ)もデカい
オーリー(ジャンプ)できない
なまらスピードが出る
サーファーやスノーボーダー、落ち着いた大人のスケーターが愛用します。
クルーザー(ペニーなど)

PENNY(ペニー)が定期的に流行るので、知っている方も多いと思います。
ちなみにPENNYは会社名でクルーザー=PENNYではありません。
オシャレ
小回りが利く
「マリーゴールド」のPVで、あいみょんさんが乗っていたのがクルーザーです(あいみょんはアメリカンプッシュでした)
電動スケートボード
名探偵のコナン君が乗っているスケボーです。
電動スケボーは原付バイクと同じ扱いになるらしく
自賠責保険加入
車検
ヘルメット
などの規制があるようです。
何かとめんどくさいので、公道では走らない方がいいと思います。
サイズの違い
デッキにはサイズ(幅)と長さがあります。
あなたの身長や、遊びたいスケートスタイルで選びます。
初心者は大人用・キッズ用を間違えなければ、サイズをあまり気にしなくても大丈夫です。

まずはサイズから。
7.5~8.25インチから選びましょう。
サイズ | おすすめの人 | 乗った感想 |
---|---|---|
7.5以下 | 小学生・フリースタイル | 軽い・ランプでは不安定 |
7.5~7.75 | フリップ・ショービットが好き | フラットトリックが楽しい |
7.8 | なんでもするスケーター | ザ・オールラウンド |
8~8.25 | ランプ・ボウルスケーター | ランプが楽しい |
8.25以上 | デカいボウル・バーチカル | めっちゃ安定 |
数字がちっちゃくなると板が細くなり、数字がデカくなると板が太くなります。
キッズ(小学生)は7.5より細くてもOKです
迷ったら7.75~8インチを選ぶとバランスがよいです。
長さはあまり気にしません(適当ですいません)大人用、子供用を間違えなければ大丈夫です。
デッキテープ
デッキの足をのせる部分には「デッキテープという滑り止め」をはっつけます。

デッキテープは紙やすりのような材質でシューズを傷つけてしまいます
ただ、デッキテープを張らないと滑りずらいです。
スケーターはシューズを犠牲にして、スケートを楽しんでます。
トラック
トラックは、大きく分けて「HIGH」「LOW」に分かれます
高さの違いは5㎜。間違えて買っても、あまり気になりません。

HIGHの特徴
テールから地面までの距離が長くなるので、高さのあるオーリーができます
ただ、強い力と適切なタイミングでテールを叩く必要があります(テクニカル)
トラックに高さがある分、大きいサイズのウィール(タイヤ)を付けれます。
クイックなターンができ、個人的にはHIGHのトラックが好きです。
LOWの特徴
クイックなオーリーが出来ますが、トラックの高さはHIGHより5㎜ほど低くなります。
オーリーのタイミングは簡単です(HIGHに比べて)
初めて買うならLOWの方が使いやすいと思います。
サイズの目安
トラックにも幅があり、デッキのサイズでトラックのサイズも変わります
詳しくは別の記事に書いています。参考にしてください。
ウイール
スケートボードで使うタイヤをウイールと呼びます

ソフトウィール
ハードウィール
の2種類あり、スピードが全然違います。
スピードが速い
滑っていて気持ちがいい
騒音が静か
トリックがしやすい
パワースライドが気持ちいい
路面が悪いと遅い
騒音がうるさい(夜は苦情が来ます)
ウィールサイズの特徴はこんな感じ
ウィールサイズ | おすすめのスケボー | 特徴 |
---|---|---|
49㎜~51㎜ | ストリート用 | 軽い |
52㎜~53㎜ | ザ・オールラウンド | バランスが良い |
54㎜~55㎜ | ボウル・ランプ用 | スピードが速い |
55㎜以上 | ロンスケ・クルーザー用 | スピードがめっちゃ早い |
49㎜~51㎜はフリップ・ショービットなどの回し系のトリックがしやすいサイズ。
初めて買うならバランスがとれた52~53㎜がいいと思います
ロングスケートやクルーザーなら、大きめのウィールを使うと快適に滑れます。
ウイールの固さ
ウィールは数字が小さければ柔らかく、数字が大きければ固くなります
固さ | おすすめのスケボー | 特徴 |
---|---|---|
95A以下 | ロンスケ・クルーザー | 滑走音が静か |
95A~97A | ストリート | 柔らかめ |
98A~99A | ザ・オールラウンド | 初めてならこの固さ |
100A~101A | キレイなパーク用 | 路面が悪いと滑りずらい |
初めて買うなら「99A」という固さをおすすめします。
ベアリング
ウイールの中にはベアリングという丸いのが入っています。

ベアリングによって、スケートボードのスピードが決まるといわれています
定期的に掃除をしているとベアリングは早くなり、掃除をさぼるとベアリングの回りが遅くなる印象です。
買った後もメンテナンスはこまめに行いましょう。
パッケージに書いてある「ABEC(エイベック)」は、ベアリングの回転のしやすさを決める規格。
3・5・7・9があり、9がいちばん早いです。
ABEC規格 | 特徴 |
---|---|
ABEC3 | お値段安い |
ABEC5 | お値段とのバランスが良い |
ABEC7 | 早い |
ABEC9 | 最速・高級品 |
ABEC 3 (お値段安い)でも掃除をまめにすると全然乗れます
お財布と相談して買ってください。
ヘルメット
コンクリートの上でこけると痛いです。頭は必ず守りましょう。

スケート用のヘルメットがおすすめですが、ぶっちゃけ頭を守れれば何でもいいです。

同様にヒザ、ヒジ、手首のプロテクターをして滑れば、怪我を未然に防ぐことが期待できます。
靴
運動靴でも滑れますが、オーリーをするならスケート専用のシューズを手に入れたいです(スケシューと呼びます)

オーリー(ジャンプ)をするとデッキテープでシューズが擦れボロボロになります
スケシューなら、デッキテープで擦れる場所があらかじめ補強されています(使い込むとボロボロにはなります)
ガッツリとスケートするなら、専用のシューズを履きましょう。
まとめ
以上、長くなりましたがスケートボードをする時に必要なもの一覧です。
お店にはレンタルスケートがありますので、気軽に遊びに来てください。
以上カワムラでした~
